台湾でぜひ訪れたい、こだわり感あふれる3ブランド!茶籽堂・阿原・大春煉皂 ― 日本人旅行者も夢中になる、ナチュラル系MIT(台湾製)ブランド
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台湾を訪れたら、どこか懐かしい昭和の面影を残す路地を歩いたり、活気あふれる夜市を楽しんだりするのも醍醐味のひとつ。そんな中、日本人旅行者が特に心惹かれるのは、旅の余韻を日常に持ち帰れる“台湾らしい癒やし”かもしれません。
近年、台湾のコスメやボディケアブランドでは、「土地に根ざした素材」を見直す流れが広がっています。なかでも茶籽堂・阿原・大春煉皂の3ブランドは、漢方の知恵や野生のハーブ、そして台湾ならではの文化的背景を巧みに取り入れた存在。品質へのこだわりはもちろん、自然に癒やされたいという現代人の気持ちにもそっと寄り添い、日本人旅行者からも高い人気を集めています。
大春煉皂 (DACHUN SOAP):大稻埕に息づく、百年の歴史のぬくもり
100年受け継がれる石けんづくり―台湾の魂を、米と茶葉に閉じ込めて
大春煉皂 は、台北の歴史ある街・大稻埕 で生まれ、100年以上の歴史を紡いできた石けんブランドです。ルーツは、日本統治時代に誕生した「大春石鹼」。当時、台湾では“清潔”という新しい暮らしの価値観が少しずつ広まり始めていました。その後、初代創業者の 李水土 氏が日本の職人技術を受け継ぎながら、「土地とともにあるものづくり」を大切に発展。ブランド名にある「煉」の文字には、素材や品質を丁寧に磨き上げるという想いが込められています。代々受け継がれてきたのは、単なる製法だけではありません。自然への敬意や、使う人へのやさしい願いまで、ひとつひとつの石けんにそっと閉じ込められているのです。

癒やしポイント:大稻埕 のレトロな街並みは、日本人旅行者から特に人気の高いエリア。そんな街の空気を映したような 大春煉皂 のパッケージは、どこか“昭和モダン”を感じさせる懐かしく洗練されたデザインが魅力です。一方で、中身には台湾産の米や茶葉など、土地に根ざした素材をしっかり使用。「台湾ならでは」の特別感や、背景にあるストーリーを大切にしたい人にとって、心を満たしてくれるお土産になるはずです。

人気商品のひとつは、普通肌向けに開発されたボディソープ石けん「經典茶萃皂(Classic Tea Soap)」。もうひとつは、乾燥肌向けの洗顔石けん「瓜顏悅色潔顏皂(Cucumber Facial Soap)」で、キュウリエキスを配合し、ビタミンCを含んだみずみずしい使い心地が特徴です。

茶籽堂 (chatzitang):山の静けさに包まれる、苦茶油の癒やし
台湾の苦茶の実がもたらす恵み――毎日のバスタイムで、山のぬくもりに触れる
茶籽堂 は、2004年に誕生した台湾発のブランド。古くから台湾で親しまれてきた「苦茶油」の文化を未来へつなぐことを目指し、土地の恵みを生かしたものづくりを続けています。その想いのもと、宜蘭・花蓮・嘉義に契約農園を設け、100%台湾産の苦茶の実にこだわって栽培・研究を重ねてきました。苦茶の実が持つ力を幅広く活かし、上質な食用オイルをはじめ、シャンプーやボディソープなど、日々の洗沐ケアアイテムも展開しています。毎日のバスタイムに取り入れるだけで、どこか台湾の山の空気を感じられる――。そんな自然のやさしさを、暮らしの中にそっと届けてくれるブランドです。

茶籽堂 は、単なるブランドではありません。目指しているのは、土地の恵みを未来へつなぐ「持続可能な循環」を育てていくこと。文化の継承やものづくりの美しさ、そして環境への配慮を大切にしながら、産地の契約農園から都市の店舗まで、一貫した想いのもとでブランドを築いています。ただ商品をつくって届けるだけではなく、生産の現場から暮らしまで、よりよい循環を生み出すことを大切にしているのも茶籽堂の魅力。台湾の土地が育んだ豊かさを、人にも環境にもやさしいかたちで届けたい――そんな想いが、ひとつひとつの商品に込められています。毎日のシャンプーやスキンケアの時間が、ふと自然を感じ、自分を整えるひとときになる。茶籽堂は、そんな“台湾の大地とつながる日常”を、そっと届けてくれる存在です。

癒しポイント:日本の読者は、「植物由来(ボタニカル)」のものや、産地にまつわるストーリーに惹かれる傾向があります。茶籽堂 が人気を集める理由も、天然素材へのこだわりだけではありません。台湾の版画を取り入れたパッケージは、アートと暮らしを自然に結びつけ、手に取るたびに台湾ならではの美意識を感じさせてくれます。たとえば、肖楠(しょうなん)の葉やマロニエを思わせるやさしい香りが浴室にふわりと広がる瞬間、まるで台湾の山林に流れる澄んだ空気に包まれるような気分に。台湾の自然を五感で感じられる、そんな内側から満たされる癒やしこそが、多くの人を惹きつけている理由なのかもしれません。

阿原 (YUAN):古来の知恵を受け継ぐ、漢方ハーブの癒やし
漢方の知恵と清らかな水が育む、心ほどける癒やしの時間
阿原 は、台湾の青草植物を使った手づくり石けんから始まったブランド。漢方の知恵を取り入れながら、肌をやさしく整える洗浄・ケアアイテムを展開し、台湾を代表するナチュラルケアブランドとして親しまれています。拠点となるのは、陽明山國家公園 内に広がる「阿原農場」。自然のリズムを大切にした農法を取り入れ、多様なオーガニック認証や品質認証を取得するなど、環境と共生するものづくりに力を注いでいます。台湾の洗沐・スキンケアブランドの中でも、農場から製造まで一貫してこだわる姿勢は、ひときわ存在感を放っています。また、ブランドには土地の恵みをそのまま製品へ届けたいという想いがあります。原料をできる限り台湾で調達し、現地で丁寧に製造。石けんを泡立てるたびに、草木の香りや自然のぬくもりが広がり、日々の疲れをそっと洗い流してくれるような感覚に包まれます。さらに、環境への配慮だけでなく、公正な労働環境や地域雇用も重視。人・土地・自然が無理なく循環する未来を目指し、サステナブルなものづくりを続けています。

癒しポイント: 日本人にとって、「薬草(ハーブ)」や「漢方」は、どこか安心感や親しみを覚える存在です。阿原 のアイテムには、草木そのものを感じるような豊かな香りが広がり、華やかさを前面に出した人工的な香りとは異なる、素朴で落ち着いた心地よさがあります。職人の手仕事から生まれる丁寧なものづくりも、その魅力のひとつです。まるで深呼吸をするような、どこか禅の世界を思わせる洗い心地は、旅先で知らず知らずのうちに溜まった疲れを、草本のやさしい泡とともにそっとほどいてくれるよう。慌ただしい日常から少し距離を置き、自分を整える時間を与えてくれる――そんな癒やしが、多くの人を惹きつけています。


阿原 の新たなブランド体験型ショップ「香寓8号」は、台北・松山区の路地裏にひっそりと佇む、“香りと出会う場所”。植物の心地よさを感じられる空間づくりをコンセプトに、入口には緑がやさしく広がり、店内には自然光が差し込む、明るく穏やかな空間が広がっています。にぎやかな街の喧騒から少し離れ、心と体の力をふっと抜けるような静けさに包まれる――。忙しい旅の途中に立ち寄れば、まるで深呼吸をするように、自分のペースを取り戻せる場所です。

この3つのブランドは、台湾に古くから根づく漢方の知恵や在来ハーブの魅力を、“昔ながら”というイメージに留めることなく、洗練された上質な「台湾らしい心地よさ」へと生まれ変わらせています。次の台湾旅行では、美しい景色やグルメを楽しむだけでなく、ぜひこうしたブランドショップにも足を運んでみてください。茶籽堂、阿原、そして 大春煉皂 の世界に触れることで、台湾の土地が育んだ香りやぬくもりを、より身近に感じられるはずです。旅の思い出を持ち帰るだけでなく、心と体までそっと満たしてくれる――。そんな台湾ならではのやさしい癒やしに、出会ってみてはいかがでしょうか。