ユニークな発想でたびたび話題を集めている台湾のピザハット!台南牛肉湯や鹹酥鶏、さらにOREOまで……意外にも相性抜群の“話題系ピザ”全6種
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台湾のピザハットは、「常識にとらわれないユニークなフレーバー」でたびたび話題を集めています。ピザ生地をキャンバスのように捉え、台湾の夜市グルメや老舗の名物、さらには意外性のある食材まで、自由な発想で組み合わせてきました。「イタリア人が見たら怒るかもしれないが、台湾では行列ができる」とユニークなカルチャーとして定着し、ひとつの食文化的な現象となっています。今回はその中から、SNSでも特に大きな反響を呼んだ“話題の変わり種ピザ”6種をピックアップしました。次回台湾を訪れる際には、新たに登場している季節限定メニューにもぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
台湾ピザハット・奇想天外フレーバー①:ゴールデン・ドリアンピザ
2019年の初登場時に大きな買い占めブームを巻き起こしたピザハットの「黄金ドリアンピザ」は、その後も2025年、2026年と再登場を果たし、再び注目を集めています。使用されているのは、タイ産の高級品種「金枕頭(モントーン)ドリアン」。濃厚で層のある独特の香りと、なめらかでコクのある果肉が特徴で、その果実を贅沢にピザ全体へと敷き詰めています。そこにピザハット特製のモッツァレラチーズを合わせることで、ひと口ごとにドリアンの甘く力強い風味と、チーズの塩味と伸びる食感が重なり合い、濃厚な味わいのコントラストが楽しめる一品となっています。

台湾ピザハット・奇想天外フレーバー②:OREOクッキー×台湾風フライドチキンピザ
台湾に行ったら必ず食べたくなる“鹹酥鶏”が、まさかピザハットのピザになって登場。「OREOクッキー×台湾風鹹酥鶏ピザ」は、鹹酥鶏やイカリング、甜不辣など台湾らしい揚げ物をたっぷりトッピングしています。さらに、鹹酥鶏の屋台で見かける意外性スイーツ「揚げOREO」をヒントに、クリスピーな食感とココア風味を取り入れた“ブラッククリスプココアチーズクラスト”を採用。中にはモッツァレラチーズがたっぷり詰まっており、伸びるチーズのコクと香ばしさが楽しめます。塩気と甘さが交差する味わいは、一見大胆ながらも意外なほど相性が良く、ひと口ごとに新しい驚きが広がります。

台湾ピザハット・奇想天外フレーバー③:花好月圓ハートピザ
台湾の結婚披露宴では定番料理として知られる「花好月圓」は、ピンクと白の湯圓を揚げたあと、香ばしいピーナッツ粉をまぶして仕上げる一品です。これをピザにアレンジし、なめらかな小豆あんや濃厚な練乳と組み合わせることで完成したのが「花好月圓ピザ」。塩気と甘さが交互に広がる味わいで、層のある食感とともにユニークな一品に仕上がっています。

台湾ピザハット・奇想天外フレーバー④:芝心蛇進草仔龜比薩(チーズ入り草仔龜ピザ)
台湾の伝統菓子「草仔粿」は、緑色をした見た目が特徴で、小さな亀のような形から「草仔龜」とも呼ばれています。中には、炒めた豚ひき肉や大根の千切り、干し椎茸などを使った塩味の餡のほか、小豆あんや緑豆あんといった甘い餡が包まれています。ピザハットはこの“古早味”を大胆にアレンジし、甘味と塩味の両方を組み合わせたユニークなピザとして展開しました。さらにピザの周囲には「チーズ入りパイ生地の蛇」を配置。サクサクとした黄金色の千層パイでモッツァレラチーズを包み込み、食感の変化も楽しめる仕上がりとなっています。この“蛇”のデザインは霊獣「玄武」をモチーフとしており、縁起の良さも感じられる、遊び心あふれる一品となっています。

台湾ピザハット・奇想天外フレーバー⑤.パクチーたっぷり肉団子ピザ
台湾では街中で肉羹(肉団子入りとろみスープ)にパクチーを添えて食べる人をよく見かけます。ピザハットが発売した「香菜富翁肉羹ピザ」は、弾力がありなめらかでジューシーな肉羹を使用し、黄金色で香ばしいガーリックチップ、そして宜蘭の本格的な味を再現した特製肉羹ソースを組み合わせています。さらに、モッツァレラチーズと食欲をそそる鮮やかな緑のパクチーで、外はカリッと中は柔らかいサンフランシスコ風の手作りピザ生地を覆い尽くし、最後に大量のパクチーをトッピングしています。一口食べると、パクチー特有の爽やかな香りと肉羹の旨みたっぷりの肉汁が弾けるように広がり、モッツァレラチーズの濃厚なコクも加わって、“台湾らしい”インパクトのある味わいを楽しめます。

台湾ピザハット・奇想天外フレーバー⑥.豪華牛肉火鍋ピザ
台南を訪れた際に必ず食べたい名物といえば牛肉湯。その味わいを意外な形で再現したピザが登場しました。このピザの最大の特徴は、中央部分に設けられた“スープ用の生地”です。そこには台南名物の牛肉湯がたっぷりと注がれており、一皿でスープ料理とピザを同時に楽しめる、新感覚のスタイルとなっています。さらに外側の生地には、紅焼と清燉という2種類の牛肉スープの風味がそれぞれ表現されています。加えてチーズのコクと香りが重なることで、全体の味わいに奥行きと一体感を生み出しています。

6種類の奇抜な創作メニューを見ていると、台湾のピザハットが「台湾テイストの融合」に対していかに大胆な発想をしているかがよく分かります。一見すると“ネタ”のように思える味ばかりですが、その背景には台湾の人々にとって馴染み深い食の記憶がしっかりと織り込まれています。例えば、結婚披露宴で提供される揚げ湯圓、台南の牛肉スープ、そして宜蘭の肉羹など、いずれも日常と特別な場面の両方に根付いた味です。さらに興味深いのは、ピザの主役であるモッツァレラチーズの存在です。まろやかなコクが全体を包み込み、一見バラバラに見える組み合わせを見事に調和させています。その結果、視覚的なインパクトと味覚のバランスが両立した、“台湾らしい美味しさ”が成立しているのです。