台湾ドリンクスタンド!定番タピオカからフルーツティーまで、人気チェーン10選を徹底紹介

| By Rita Liu Rita Liu

台湾ドリンクスタンド!定番タピオカからフルーツティーまで、人気チェーン10選を徹底紹介

台湾には定番のタピオカミルクティー以外にも様々な種類の手搖飲(シェイクティー)があります。昔ながらの定番ティースタンドから、台湾産の小農ミルクにこだわったナチュラル系ブランド、さらには台湾伝統スイーツを取り入れた個性派ドリンクまで、手搖飲の世界はとても奥深いのです。

それぞれのブランドには独自の世界観と魅力があり、飲み比べる楽しさも台湾旅行の醍醐味のひとつ。今回は、台湾を代表する人気チェーン10ブランドを厳選してご紹介します。台湾に来たら、ぜひ飲んでみてください。

台湾おすすめドリンクスタンド 1.50嵐

台湾の手搖飲の「原点」と言えば、やはり黄と青の看板でおなじみの「50嵐」でしょう。多くの台湾人の成長とともにある国民的ドリンクスタンドであり、今もなお安定した品質と手頃な価格で市場をリードし続けています。

台湾おすすめドリンクスタンド 2.清心福全

1987年に創業した清心福全は、台湾のドリンクスタンド文化を代表する老舗のひとつです。かつては細かく砕いた氷としっかりしたお茶の味わいで人気を集めていました。近年ではアニメとのコラボなどを通じて、若い世代にも親しまれる存在となっています。

台湾おすすめドリンクスタンド 3.迷客夏

「牧場直送」をコンセプトに掲げる迷客夏は、台湾の手搖飲を「ナチュラル・無添加」志向へと導いた先駆け的存在です。特におすすめなのは「タロイモミルク」。台湾で有名な大甲産のタロイモを使い、毎日手作業でじっくり煮込んでなめらかな芋ペーストに仕上げています。それを濃厚なミルクと混ぜ合わせ、一口ごとに本物のタロイモの粒感と豊かな風味が楽しめる一杯です。

台湾おすすめドリンクスタンド 4.龜記茗品

龜記茗品は、台湾の伝統的でありながら、いまでは失われつつある“懐かしいフルーツの味”を積極的に掘り起こし、上質な茶と組み合わせることで、豊かな台湾らしさを表現しているのが特徴です。特におすすめは「紅柚翡翠(グレープフルーツグリーンティー)」。手作業で丁寧にほぐした赤いグレープフルーツの果肉をたっぷりと使用し、すっきりとした緑茶と合わせています。ほどよい甘酸っぱさと、果肉が弾けるような食感が楽しめる、夏にぴったりの贅沢な一杯です。

台湾おすすめドリンクスタンド 5.五桐號

文芸的なデザインの店舗と、伝統的な老舗茶工場とのコラボレーションで人気を集めた五桐號は、近年の台湾における「お茶ゼリー」ブームを牽引したブランドです。台湾の伝統的なデザートをトッピングとして再解釈し、緑茶ゼリーや杏仁ゼリーなどが特に高い評価を得ています。

台湾おすすめドリンクスタンド 6.一沐日

台湾で今もっとも話題性があり、行列が絶えないクリエイティブ系の手搖飲と言えば、一沐日。伝統的な供物菓子である「草仔粿(ハーブ餅)」をあえてティードリンクのトッピングとして取り入れ、業界に衝撃を与えました。口当たりはもっちりとしており、ほのかに艾草のようなハーブの香りが広がる。これまでにない前衛的でありながら、台湾らしさを強く感じさせる味わいです。

台湾おすすめドリンクスタンド 7.珍煮丹

台北・士林夜市の屋台から始まった珍煮丹。職人のように手作業で黒糖を煮詰めることを軸に、台湾伝統の黒糖文化と黒糖タピオカを極限まで高めたブランドだです。特におすすめは「黑糖珍珠鮮奶(黒糖タピオカミルク)」。お茶や水は一切加えず、濃厚な台湾産ミルクに、黒糖蜜をたっぷり含んだもちもちのタピオカを合わせています。タピオカはできたてのため、冷たさと温かさが同時に広がり、濃厚な黒糖の香りが印象的で、思わずクセになる一杯となっています。

台湾おすすめドリンクスタンド 8.大茗本位製茶廠

木質系の洗練されたインテリアと、独自にブレンドした「プラント系ミルクフォーム」で急成長している新鋭ブランドです。競争の激しい市場の中で、一気に存在感を高めています。特におすすめなのは「酪梨奶蓋紅玉(アボカドミルクフォーム・紅玉紅茶)」。従来のチーズ系ミルクフォームのような重さや甘さを抑え、なめらかなアボカドをミルクフォームに取り入れることで、軽やかでクリーミーな口当たりを実現しています。そこに台湾を代表する紅玉紅茶を合わせることで、上品で洗練された味わいに仕上がっているます。

台湾おすすめドリンクスタンド 9.約翰紅茶公司

台北でも屈指の存在感を放つ紅茶専門店で、店内は英国紳士を思わせるクラシカルなインテリアで統一されています。「約翰紅茶」は、産地の異なる茶葉の選定からミルクとの黄金比に至るまで、徹底した基準を貫くことで知られています。中でも人気の「煮濃那堤」は、芳醇なスリランカ産紅茶を使用し、独自の抽出技術によって茶葉本来の深い旨味を最大限に引き出した一杯。そこにフレッシュミルクが重なり合うことで、まるでシルクのように滑らかで濃厚な口当たりを生み出します。紅茶を愛する人々にとって、まさに究極とも言える一杯です。

台湾おすすめドリンクスタンド 10.先喝道

台湾の高級イングリッシュアフタヌーンティー文化を背景に持つ「古典玫瑰園」が展開するブランド。紅茶の楽しみ方そのものに“儀式性”という価値観を持ち込んでいるのが特徴です。伝統的なティータイムの世界観をベースにしながら、それを現代的なテイクアウトドリンクとして再構築しています。カップデザインにもその思想は反映されており、ローズモチーフやクラシカルな花柄が繊細にあしらわれ、日常の一杯でありながらもどこか優雅さを感じさせる仕上がりになっています。

台湾では手搖飲は、もはや単なる飲み物という枠を超え、日常に自然と溶け込んだ文化として親しまれています。忙しい日々の合間にふと手にする一杯は、ささやかな癒しであり、台湾らしい温かさや人の気配を感じさせる存在でもあります。「50嵐」のような定番の国民的ブランドから、「一沐日」や「大茗」といった新しい発想を取り入れたドリンクまで、そのスタイルは実に多彩です。それぞれが独自の個性を持ちながら、台湾の風土や暮らしの感性を映し出しています。旅の途中で選ぶ一杯の甘さや香りも、その瞬間の記憶として静かに残り、やがて台湾の風景とともに思い出されていくものです。