台中1泊2日・のんびり楽しむ旅プラン!古民家アイスや審計新村マーケットへ。台中のセンスある街歩きおすすめコース

台湾中部に位置する「台中」は、公共交通機関が充実していて、個人旅行にもぴったり。気軽に街歩きを楽しめる都市です。写真:日出 宮原眼科IG許諾提供、臺中市政府觀光旅遊局ホームページ
台中は、ゆったりと広がる街並みに、デザイン性の高い大型建築、そして歴史ある建物をリノベーションしたカルチャースポットが点在する、街歩きが楽しい都市です。さらに魅力なのが、主要な観光スポットの多くが市内中心部に集まっていること。バスやMRTを利用すれば、車がなくても気軽に旅を楽しめます。今回ご紹介する1泊2日のモデルコースでは、まるで魔法学校のような雰囲気の旧銀行建築から、現代建築の巨匠が手がけた美しい曲線の建築まで、台中ならではの魅力をゆったり巡ります。
Day 1:台中火車站 ➔ 宮原眼科 ➔ 審計新村 ➔ 勤美草悟道
旅の最初に訪れたいのは、台中駅周辺エリア。台中の歴史は「中区」から始まったとも言われ、このエリアには日本統治時代の赤レンガ建築が今も数多く残っています。レトロな街並みを歩けば、まるで時代をさかのぼったような気分になるでしょう。
1.宮原眼科:魔法学校のような空間で、懐かしい味わいを堪能
台中駅から徒歩わずか5分の 宮原眼科 は、台中を代表するランドマークのひとつ。かつて眼科医院として使われていた赤レンガ建築をリノベーションした空間で、内部はまるで『 Harry Potter 』に登場するホグワーツの図書館のような雰囲気に包まれています。天井まで届く高い本棚や重厚感のある木造装飾が広がり、館内には美しくパッケージされたパイナップルケーキや太陽餅など、台湾らしいお菓子がずらり。見て歩くだけでも心が躍る、台中観光では外せないスポットです。そして、ぜひ味わってほしいのが、50種類以上のフレーバーが揃う名物「宮原アイスクリーム」。特製のパイナップルケーキやチーズケーキをトッピングすれば、贅沢な味わいに。歴史ある建物の趣を感じながら、台湾らしい甘いひとときを楽しんでみてください。

宮原眼科の内部は、まるでホグワーツの図書館のような空間。50種類以上のフレーバーが揃う名物アイスクリームも楽しめます。写真:日出 宮原眼科IG許諾提供
宮原眼科
住所:臺中市中區綠川里中山路20號
公式ホームページ:https://www.miyahara.com.tw
2.審計新村:旧宿舎から生まれた、感性あふれるカルチャースポット
台中駅周辺からバスで約15分。かつての会計監査部職員宿舎をリノベーションした「審計新村」は、今や台中を代表するカルチャースポットのひとつ。レトロな趣を残す淡い黄色の2階建て建築には、個性あふれる小さなショップやおしゃれなカフェが並び、散策するだけでも楽しめます。
審計新村
住所:台中市西區民生路368巷2弄12號
路地をのんびり歩きながらお気に入りを探せば、ハンドメイドの革小物やセンスの光るイラスト雑貨との出会いも。甘い香りに誘われてスイーツ店でひと休みするのもおすすめです。フォトジェニックな風景が広がるこの場所は、写真好きにはもちろん、台中の若いクリエイターたちの活気を感じられるスポットとしても人気を集めています。

審計新村には文創ショップやカフェが集まり、散策しながらお気に入りを見つける“宝探し”気分を楽しめます。写真:臺中市政府觀光旅遊局ホームページ
3.勤美草悟道:都会のオアシスで楽しむ、緑とアートの散策
審計新村から徒歩約10分で、「勤美草悟道」へ。緑豊かな遊歩道の両側にはセレクトショップやギャラリーが並び、どこか“台中の表参道”を思わせる洗練された雰囲気が漂います。さらに足を延ばしたいのが、「PARK2 草悟廣場」。砂漠植物を取り入れた個性的な景観と、話題のグルメやカフェが融合した新感覚スポットです。夕暮れ時には、芝生でくつろぐ人やストリートパフォーマンスを楽しむ人々の姿も。肩の力を抜いて過ごせる、そんな“都会の休日感”こそが台中の魅力です。

漠植物を取り入れたユニークな景観と、話題のレストランやカフェが集まる複合空間PARK2 草悟廣場。写真:臺中市政府觀光旅遊局ホームページ
勤美草悟道
住所:臺中市西區公益路68號
PARK2 草悟廣場
住所:臺中市西區英才路534號
Day 2:台中國家歌劇院 ➔ 誠品生活 480 ➔ 第四信用合作社 ➔ 賦歸
2日目は、西屯区と七期エリアへ。洗練された街並みを歩きながら、台中ならではの現代建築の魅力に触れます。
4.台中國家歌劇院:建築家・伊東豊雄が手がけた「壺中居」の建築美
MRTグリーンラインで「市政府駅」へ。駅からは徒歩、またはバスを利用すればアクセスできます。「台中国家歌劇院 」は、伊東豊雄 が設計を手がけた台中を代表する建築のひとつ。「音の洞窟(Sound Cave)」というコンセプトのもと、建物内にはほとんど直角が存在せず、流れるような曲線で構成されています。公演を鑑賞しなくても館内に入ることができ、洞窟のような独特の空間美と音響設計を体感できるのも魅力。屋上にある「スカイガーデン(美声涵洞)」からは、やわらかな白い曲線建築と周囲の高層ビル群が織りなす美しいコントラストを楽しめます。台中を代表する絶景スポットのひとつです。

台中国家歌劇院は、「音の洞窟」をコンセプトに設計され、建物のほとんどに直角がなく、流れるような曲線美が印象的です。写真:臺中市政府觀光旅遊局ホームページ
台中國家歌劇院
住所:臺中市西屯區惠來里惠來路二段101號
公式ホームページ:https://www.npac-ntt.org/index
歌劇院からほど近い「誠品生活480」は、近年台中で注目を集める新たなカルチャースポット。単なる書店の枠を超え、緑やアート、ライフスタイルが心地よく融合した空間が広がります。フロアごとに異なるテーマが設けられ、職人の手仕事が光るアイテムから異国情緒あふれるグルメまで楽しみ方もさまざま。旅の最後に立ち寄って、台湾らしい美意識が感じられるお土産をゆっくり選ぶのにもおすすめです。
誠品生活 480
住所:臺中市西屯區市政路480號
公式ホームページ:https://meet.eslite.com/tw/tc/store/202310160001
6.第四信用合作社:レトロな旧銀行で味わう贅沢かき氷
帰りの時間まで少し余裕があるなら、駅近くの「第四信用合作社」へ。宮原眼科の姉妹店として人気のこのスポットは、旧銀行の金庫扉や無骨なコンクリート梁・柱をそのまま活かした、どこかノスタルジックな空間が魅力です。レトロとモダンが心地よく溶け合う雰囲気の中で、旅の余韻に浸りながらひと休み。台中らしい景色と時間が、この旅を素敵に締めくくってくれます。
第四信用合作社
住所:臺中市中區繼光里中山路72號
台中観光で知っておきたい交通のポイント
MRTグリーンライン
宿泊先を文心路エリアに選べば、MRTを使って歌劇院や市政府エリア(ショッピングエリア)、高鉄(新幹線)台中駅への移動もスムーズ。渋滞に巻き込まれにくく、効率よく観光を楽しめます。
路線バス
台中はバス路線が非常に充実しているのも魅力。電子マネーカード(悠遊カード/iPASS)を利用すれば、観光客でもお得な料金で乗車できます。Bus+ をダウンロードしておけば、バスの到着時間もリアルタイムで確認できて便利です。
近距離移動はUberやタクシーも便利
台中の主要スポット間は、車で15〜20分ほどの距離が中心。2〜3人での旅行なら、Uberやタクシーを利用するとコストパフォーマンスも良く、効率的に移動できます。
台中の魅力は、国際都市らしい洗練された雰囲気を持ちながらも、どこか温かく穏やかな空気が流れていること。予定を詰め込みすぎなくても、気の向くままにバスに乗り、緑や歴史ある建物の間を巡るだけで、この街ならではの心地よさに出会えます。