ほろ酔い気分で楽しむ大人の台南散策!「誠品生活台南」の酒窖から、深夜のレコードと台湾オリジナル文房具をめぐる
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台南旅行を計画するなら、神農街や安平老街といった屋外スポットや、台湾グルメの牛肉スープをまず思い浮かべる人も多いでしょう。ですが、実は今、台南で注目を集めているのが、人文・アートの雰囲気を存分に感じられる「誠品生活台南」!
特に夏は、暑さで自然と歩くペースもゆっくりになりがち。早めにホテルへ戻るのはちょっともったいないけれど、ただのショッピングモールに入るのも……。そんなときにおすすめなのが、気ままに歩きながら、本を眺めたり、好きなアイテムを選んだり、グルメも楽しめる「誠品生活台南」です。ここは、読書、デザイン、グルメ、音楽、そして暮らしがひとつになった文化空間。南部唯一の「誠品酒窖」(ワインセラー)を皮切りに、レコードが流れる音楽エリア、台湾オリジナルの文房具、配置された2層吹き抜けの書店へと足を進めれば、歩いているうちに、台南ならではの暮らしをあらためて感じられるはずです。
ゆっくり歩きたくなる建物も、台南を知るもうひとつの方法
館内に入る前から、まず目を引くのが「誠品生活台南」の建物です。台湾を代表する建築家、羅耕甫氏と蕭博文氏が手掛けた建物は、台湾の伝統的な集落にある「埕(Tiânn)」をインスピレーションに、自然光や風通し、緑を取り入れた空間に。TAC世界デザイン大賞の商業コンセプト部門で最優秀賞を受賞したこともあります。

大きなガラス窓から自然光を取り込み、吹き抜けの天井と緑の植物を組み合わせた空間は開放感たっぷり。ヘリンボーン敷きの赤レンガや、伝統的な軒を思わせるデザインが、建物に台南らしい温かみを添えています。テラスやパブリックスペースに座り、時間とともに移り変わる光と影を眺めているだけでも、心地よいひとときを過ごせます。ここは、旅の途中に立ち寄るのにちょうどいい中継地点。ここで、編集部スタッフのイチオシプラン!午前中は台南の古跡や老街(古い街並み)を巡り、午後は「台南の誠品生活」へ。ただの「観光」から「現地の暮らしを体感する」旅へと、過ごし方を変えてみませんか?
南部唯一の「誠品酒窖」から始める、大人の散策
今回の散策は、3階からスタートするのがおすすめ。南部だけにある「誠品酒窖」に足を踏み入れると、世界各地のワインや厳選されたお酒がずらり。木製の棚と柔らかな照明が調和した空間にいると、思わず歩くペースもゆっくりに。

画像キャプション:誠品酒窖(ワインセラー)
旅先での「ちょっと一杯」やほろ酔いのひとときは、必ずしもお酒を飲むことだけが目的ではありません。それは、がんばった自分へのご褒美であり、気持ちをふっと緩めるためのリラックスの儀式でもあります。
今夜のディナーに合わせるワインをじっくり選んだり、世界各地の産地やボトルラベルのデザインを眺めたり。そんな時間を取り入れるだけでも、旅の満足度がぐっと上がりますよね。お昼の賑やかな老街とはまたひと味違う、ここはまさに「大人の台南」に出会える秘密の場所です。もし時間に余裕があるなら、同じフロアにある「誠品會員聚所(メンバーズラウンジ)」にもぜひ足を運んでみてください!ここは誠品が手掛ける台湾初の会員向けラウンジで、木目調のインテリアとたくさんの観葉植物に囲まれた、まるで森の中にいるような心地いい空間が広がっています。大きなガラス窓から差し込むあたたかい光に包まれていると、つい時間を忘れてしまいそう……。お気に入りの本を片手にゆったり過ごしたり、今日撮った写真や動画を整理したりしながら、次の目的地に向けてエネルギーをチャージするのにもぴったり。
台南では、ゆっくり過ごすことは決して時間を無駄にすることではありません。これこそが、台南が教えてくれる「最高の旅のスタイル」なのです。

誠品酒窖には座席もあり、ここでゆっくり休みながら一杯楽しめます。

画像キャプション:誠品會員聚所(メンバーズラウンジ)。
レコードのメロディーに身をゆだねて、もうひとつの台南を感じる旅へ
ワインセラーを後にしたら、ちょっぴり歩幅をゆるめて4階へと上がってみましょう。そこに広がるのは、天井高10メートルもの圧倒的な開放感を誇る吹き抜けの書店スペース!ここは「誠品生活台南」を象徴する、とっておきの場所なんです。
あたたかな自然光が木製の書棚に優しく降り注ぎ、一般的なショッピングモールのがやがやとした雰囲気とはまったく違います。聞こえてくるのは、ページをめくる心地いい音や、穏やかな足音、そして時折流れる音楽だけ。ここへ一歩足を踏み入れるだけで、自然と心が落ち着いていくのが分かりますよ。
中でもいちばんお気に入りのコーナーが、「レコードエリア」。クラシックなジャズからロック、ポップスまで、名盤レコードがずらりと美しく並んでいて、宝探し気分でじっくりディグることができます。普段はレコードに馴染みがないという方でも、きっとワクワクしてしまうはず!思わず足を止めてオシャレなジャケットデザインに見入ってしまったり、ヘッドホンをつけてレコードならではの、あの深みのある温かい音色に耳を傾けてみたり。

誠品書店

誠品書店のレコードエリア
ファミリーや親子での旅なら、誠品児童館が手掛ける「繪本公寓(絵本のアパートメント)」へぜひ!
「アパートでの暮らし」をコンセプトにしたこの空間には、国内外から集められた多彩な絵本やイラスト作品がずらり。子どもたちがのびのびとページをめくるお隣で、大人も美しいイラストやこだわりの装丁、ストーリーの世界観に思わず夢中になってしまうはず。
ここは単なるキッズスペースではなく、親子で並んで座り、お気に入りの物語をシェアできる小さな絵本の世界。賑やかな観光の合間に、ちょっと静かで心地いい休息時間を過ごすのにぴったりです。

誠品児童館の「絵本のアパートメント」。小さなお子様連れなら、ぜひ足を運んでみて!
台湾オリジナル文房具で心温まる旅の思い出を
文房具好きの方は、ぜひ少し時間に余裕を持って、ゆっくりと巡ってみてください。「誠品文具館」には、台湾のオリジナルデザインブランドがずらり!ノートや万年筆、マスキングテープから、クスッと笑えるようなアイデアが詰まった生活雑貨まで、台湾デザインならではの繊細で温かみのあるスタイルを感じることができます。
お友達へのお土産を探しているなら、文房具はとってもおすすめのチョイス。軽くて荷物のスペースを取らないのに、台湾らしさがギュッと詰まっていますよ。

誠品文具館では大人気の小豚「ウィブリーピッグ」も販売されていて、本当にキュート!台湾マジョリカタイルのアイテムも、全部色違いで集めたくなっちゃいます!
一階で始まる、台南デザインをお持ち帰り
1階に戻ると、思わず足を止めたくなるブランドが集まっています。まずおすすめしたいのは台湾のデザインブランド「AETER」です。シンプルで洗練されたバッグのデザインは、実用性と細やかな職人技を兼ね備え、控えめながらも質感にあふれています。近年の台湾オリジナルデザインの魅力を存分に感じられるでしょう。ミニマルなスタイルが好きな方なら、毎日持ち歩きたくなるバッグがきっと見つかりますよ。

台湾のバッグデザインブランド「AETER」。
次に見逃せないのが、地元の人々に愛される「大王千金」です。よくある普通のお土産とは違って、ここの大福は多くの台南人の思い出の味でもあります。編集部のおすすめは、看板商品の「いちご抹茶大福」と季節限定の「いちごあん大福」。台湾産の蓬莱米(ほうらいまい)を使用しており、もちもちと柔らかい食感でありながら、歯にくっつかないのが特徴です。甘さ控えめでボリュームたっぷりの餡と、新鮮なフルーツの相性も抜群で、現地でも行列ができるほど大人気なんですよ。
たくさん歩いて小腹が空いたら、「蜷尾家パン」で焼きたてのパンを買ってみてはいかがでしょうか。台南発祥の人気ブランド「蜷尾家」の職人精神を引き継ぎ、毎日お店で焼き上げられるパンの香りが空間いっぱいに広がります。パンを片手に館内でゆっくりと味わう時間は、旅の途中で出会える最高のご褒美です。

「蜷尾家パン」のイチオシは、レトロなミルクコルネ、ガーリック風味のちぎりパン、ネギパン、ポークフロスパンなど!
ここでしか出会えない、台南だけのサプライズを見つけに
2階へと進むと、さらにクリエイティブなアイデアが詰まったブランドに出会えます。9月14日までの期間限定で登場している「虎力商店」は、台湾の民間信仰である「虎爺(フーイエ)文化」にインスパイアされた、ユニークなデザイン雑貨がずらり!伝統文化を可愛らしく現代風にアレンジしたアイテムは、初めて台湾文化に触れる方でもきっとワクワクするはずです。
また、香りに癒やされたい方は「実験室香氛(Laboratory Scent)」が必見!ここでは自分好みの香りを調合できる、オリジナルの香水作りを体験できます。できあがった既製品を買うのもいいけれど、旅の思い出に「世界に一つだけ」の香りを自分で仕立てる体験は、何物にも代えがたい特別な時間になりますよ。

誠品生活台南では虎爺展に加え、「虎力商店」のポップアップも開催中!台南ならではの可愛い虎爺グッズを、ぜひ旅の思い出に連れて帰ってみて!

実験室香氛(Laboratory Scent)
海外旅行者限定、パスポートをお忘れなく
パスポートを持参するのを忘れないようにしましょう。誠品生活台南では、海外からお越しのお客様向けの免税手続きに対応しています。1日の合計購入金額が免税対象額(NT$2,000以上、NT$48,000以下)に達した場合、購入当日に店舗の免税サービスカウンターでその場でタックスリファンドの手続きが可能です。
さらに海外旅行者の方は今から12月31日まで、対象店舗のカスタマーサービスセンターで台湾印象ステッカーを1枚受け取ることができます(全5種類、ランダムに配布)。
このステッカーは台南出身のイラストレーター、湯士賢(Cecil Tang)氏が、外国人旅行者にとって印象深い台湾の日常をテーマにデザインしたもの。タピオカミルクティー、定番の「藍白拖」サンダル、レトロな「歡迎光臨」マット、懐かしい豚の貯金箱、誠品松菸24時間書店のライトボックスが可愛いイラストになっており、旅行者の心に残る愛おしい台湾のイメージを描き出しています。
(対象店舗:新店/南西/松菸/西門/武昌/板橋/新板/R79/站前店/台中480/台南/駁二店/高雄大遠百店/義享店/屏東店)

