台湾旅行の交通ルールと注意点!安全に街歩きを楽しむ5つのポイント
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グルメや街歩きが楽しい台湾ですが、旅行中に特に気をつけたいのが交通事情です。2022年12月には、米CNN Travelが台湾の道路環境を取り上げ、「歩行者地獄」を意味する「行人地獄」という言葉とともに、現地で上がる歩行者の安全への懸念を紹介しました。
少し衝撃的な表現ですが、青信号の横断歩道に曲がってくる車や、狭い路地を走るスクーターなど、旅行者も注意したい場面があります。台湾では車が日本と逆の右側を走るため、慣れた感覚だけで道路を渡らないことも大切です。
今回は、台湾で街歩きを楽しむ前に知っておきたい、5つの交通ルールと注意点をご紹介します。
① 台湾は車が右側通行!横断前は左右を確認

日本の車は左側通行ですが、台湾では右側通行です。道路を渡るとき、車が近づいてくる方向が日本と異なることを意識しておきましょう。
一般的な対面通行の道路では、手前の車線の車は左から近づいてきます。横断前は左、右、もう一度左を確認し、車が来ていないか、近づいてくる車が止まったかを確かめてから渡ります。
ただし、一方通行や複雑な交差点もあるため、「左だけ見れば大丈夫」とは考えないこと。道路を渡るときは横断歩道を使い、実際の車の動きを見て判断しましょう。
② 青信号でも油断しない!右左折する車やバイクに注意
歩行者用信号が青になっても、横断歩道に右折・左折の車が入ってくる交差点があります。正面の信号だけでなく、横や後方から曲がってくる車にも注意が必要です。
台湾にも、横断歩道を渡る歩行者がいる場合に、車両が停止して先に通すルールがあります。しかし、「歩行者が優先だから、必ず止まってくれる」と思い込まず、実際に停止したことを確認するのが大切です。
ドライバーと目が合ったように見えても、それだけで安心しないようにしましょう。複数の車線がある道路では、手前の車が止まっていても、隣の車線から別の車やバイクが来る可能性があります。渡り始めてからも、周囲への注意を忘れずに。
③ 「小綠人」が点滅したら?走って渡り始めない

台湾の歩行者用信号には、緑色の人が歩く姿を表示する「小綠人」が使われています。残り時間が数字で表示されるものもあり、旅行中に目にする機会もあるでしょう。
ここで気をつけたいのが、緑の人が点滅し始めたとき。「急げば間に合いそう!」と、慌てて車道へ飛び出さないようにしてください。
点滅は、まだ横断歩道に入っていない人に、渡り始めるのを控えるよう促す表示です。残り時間が短いときや、すでに点滅しているときは、次の青信号を待ちましょう。
スーツケースを引いているときや、子どもと一緒のときは、いつもより渡るのに時間がかかります。カウントダウンと競争せず、余裕を持って渡り始めるのが安心です。
④ 台北の緑色の歩行スペースでも注意!自転車や路地のスクーターを確認

台北の街を歩くと、道路の端に緑色で塗られた通路を見かけます。こうした通路のひとつが「標線型人行道」。縁石などで車道と区切る代わりに、路面の線や歩行者のマークで歩く場所を示しています。
また、台北には歩行者と自転車が同じ空間を利用する「人車共道」の区間もあります。ただし、緑色の通路がすべて自転車との共用というわけではありません。色だけで判断せず、歩行者や自転車のマーク、共用を示す標識を確認しましょう。
共用区間では、前から来る自転車だけでなく、後ろから近づくYouBikeなどにも気を配りたいところ。写真を撮ろうと急に横へ動いたり、通路いっぱいに並んで歩いたりすると、接触につながるおそれがあります。
さらに注意したいのが、通路と交わる路地や駐車場の出入口です。狭い道でも、十分に速度を落とさず走ってくるスクーターに出会うことがあります。緑色の範囲を歩いていても、脇道からの車両との接触を防いでくれるわけではありません。見通しの悪い角では、いったん足を止めて左右を確かめましょう。
歩道に障害物があるときも、避けようとして急に車道へ出ないこと。地図やスマートフォンを見るときは、車両の出入口や人の通り道を避け、安全な場所に立ち止まってください。
⑤ 信号待ちは車道から少し離れて!交差点の角にも注意
横断するときだけでなく、信号を待つ場所も大切です。車道ぎりぎりに立ったり、車道に一歩出て待ったりするのは避けましょう。
特にバスやトラックは、曲がるときに後輪が前輪より内側を通ります。交差点の角では、車体の前方が通り過ぎたあとも、車両に近づかないよう注意してください。
信号待ちは歩道の縁から少し距離を取り、大型車が曲がる範囲やドライバーの死角に入らないようにしましょう。自分の足元だけでなく、スーツケースやベビーカーも車道に出ていないか確認しておくと安心です。
青信号に変わっても、すぐに踏み出さず、まずは周囲の車が止まったかを確かめましょう。
台湾旅行の街歩きは、交通ルールと車の動きを確認して楽しもう

台湾での街歩きでは、「日本と通行方向が違う」「青信号でも曲がってくる車がある」「歩行スペースでも周囲への注意が必要」と覚えておくだけでも、確認するポイントが変わります。
道の向こうにおいしそうなお店を見つけても、まずは横断歩道へ。写真や地図は安全な場所で立ち止まって確認し、時間に余裕を持って移動しましょう。
万が一、交通事故に遭った場合は、周囲の安全を確かめて警察の110へ。救急車が必要な場合は119です。
気になる景色やグルメをゆっくり楽しむためにも、交差点ではひと呼吸。車の動きを確かめてから、台湾の街歩きを楽しんでください。