台湾パイナップルケーキの有名店8選!「伝統餡」か「土鳳梨餡」か、好みで選べば迷わない
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「台湾のおみやげはパイナップルケーキにしよう」と決めたのに、台湾パイナップルケーキの有名店はどこも気になって、どこで買うか決めきれないこともありますよね。佳徳の店先には毎日開店と同時に列ができ、微熱山丘では温かいお茶と一緒にまるごと1個の試食が出てきます。今回は、餡のタイプで選べる台北のパイナップルケーキ店を8軒厳選してご紹介!甘くなめらかな「伝統餡」か、酸味と繊維感のある「土鳳梨餡」か。好みさえ決まれば、買う店はおのずと絞れますよ。
※店舗情報・価格は2026年10月時点のものです。訪問前に各店の公式情報をご確認ください。

まずは餡で二択!
まずは餡のタイプから選んでみましょう。パイナップルに冬瓜を合わせた「伝統餡」は甘くてなめらか、パイナップルだけで作る「土鳳梨餡」は酸味が立ち、繊維感がしっかり残ります。甘さとなめらかさを求めるなら佳徳と犁記、酸味と繊維感を楽しみたいなら微熱山丘と一番屋。ここだけ決めておけば、あとの店選びはぐっと楽になるはず。
ほかに、台農17号「金鑽」という品種のパイナップルを餡に使う店もあります。報道では「繊維が細かく、酸味と甘みのバランスがよい」とされる品種で、該当する店のところで触れますね。
台湾みやげの名店①:佳徳糕餅(伝統餡の定番店)
朝8:30の開店と同時に、南京東路五段88号の店先にはもう列ができています。報道によれば、これが毎日の光景。1975年創業で、台北市主催の第1回パイナップルケーキ文化祭ではプレーン味が金賞、クランベリー味は台北十大みやげにも選ばれた、名実ともに「定番」の店です。
並んで手に入れた1個をかじると、まずニュージーランドやオーストラリア、ヨーロッパから輸入したバターの香りをまとったしっとり生地、そこに冬瓜をブレンドした甘めでなめらかな餡がゆっくり追いかけてきます。土鳳梨餡の酸味が苦手という人にも向く、王道中の王道の味わいなんです。
買い方の目安は、原味6個入り216元、12個入り432元、20個入り720元で、どれも1個あたり36元。箱の大きさで単価が変わらないので、配る人数に合わせて選べば大丈夫。営業は20:30までで、台北アリーナ(台北小巨蛋)や松菸(松山文創園区)の観光とセットにしやすい立地ですが、開店直後の列を見越して、時間には余裕を持たせておきたいところ。公式サイトが2024年10月に模倣品への注意喚起を出しているので、買うのは公式店舗か公式が案内する窓口で。

帰国日に南京東路まで行く時間がないなら、Klookの日本語サイトで予約して桃園国際空港(TPE)か台北松山空港(TSA)で受け取る手もあります。迷ったら、まずはここの1箱から始めて間違いなし!
台湾みやげの名店②:台北犁記(台中発・百年老舗の伝統餡)
パイナップルは台湾語で「旺来(オンライ)」。「運が来る」に通じる縁起物で、台北犁記のおすすめ品に挙がる「金旺来」も、名前からして縁起のいい一品なんです。台中で創業した百年の老舗で、看板は人気一番の緑豆椪。店は長安東路二段67号、9:00〜21:00(特別な祝日を除く)です。

行くなら、時期を少し意識しておきたい店。中秋節の前は会社の贈答用にまとめて注文する人も多く、報道ではこの時期は平日でも30〜40分ほど並んでようやく買えるほどでした。旅行が中秋節前に重なるなら、ここだけは時間に余裕を持たせておくのが安心です。賞味期限は14日なので、買うのは旅の後半に回しても間に合います。パイナップルケーキのほかに緑豆の小月餅35元、蛋黄酥40元も扱っているので、老舗の菓子をひと通り試したい人は、ここを伝統餡の1軒目にどうぞ。
台湾みやげの名店③:微熱山丘(サニーヒルズ、土鳳梨餡の店)
かじった瞬間、酸味がきゅっと立ち、パイナップルの繊維が歯に残ります。佳徳が「甘くてなめらか」なら、微熱山丘は「酸っぱくて繊維たっぷり」。甘さと酸味、なめらかさと繊維感、同じパイナップルケーキでも向いている方向がこれだけ違うので、食べ比べると違いがはっきりわかるはず。
南投・八卦山生まれのブランドで、台北には民生公園店(民生東路五段36巷4弄1号1階、10:00〜18:00)があります。来店すると温かいお茶とパイナップルケーキがまるごと1個、無料で出てくるのがこの店の流儀。公式サイトでも、お茶を一杯手に、風の抜けるポーチでおしゃべりしながら味わう過ごし方を紹介しています。餡はパイナップルジャムが土台で、卵、天然バター、小麦粉を使ったシンプルな構成。1個食べてから買うかどうか決められるので、土鳳梨餡が初めての人ほど、まずここで試してみるのがおすすめ。
公式オンラインショップの値段は6個345元、10個550元、15個825元。MRT松山機場駅から歩いて13分ほど、バスなら「介寿国中(介壽國中)」下車で3〜5分です。東京・南青山にも店舗(SunnyHills at Minami-Aoyama)があるので「わざわざ台湾で買う?」と迷うところですが、台北の店ならお茶つきで味を確かめてから決められますよ。

台湾みやげの名店④:一番屋(ICHIBANYA、台湾茶も買える土鳳梨餡)
「お店のお母さんが日本語でひとつひとつ説明してくれる」と日本人旅行者の口コミで紹介されていて、日本人客も多い店。中山北路二段45巷35号の3階、MRT中山駅から歩いて10分ほどの場所で、中山区で32年営業を続ける台湾菓子店です。手作りのパイナップルケーキのほか、ヌガーや台湾茶も扱っています。
餡はパイナップルのみで、添加物なし。土鳳梨酥(プレーン)は10個450元、小箱240元です。面白いのは、烏龍茶味(500元/270元)、クランベリー味、アーモンド味(各450元/240元)といった変わり種があること。
ただし、思い立ってふらっと寄る人には向きません。店頭に常備しているのはプレーンだけで、ほかの味は予約制。当日行って手に入るのはプレーンだけなので、烏龍茶味が目当てなら事前に連絡してから向かってくださいね。逆に言えば、予約の手間をかけてでも台湾茶とセットで贈りたい人には、ここが隠れた本命になるはず。
台湾みやげの名店⑤:手天品社區食坊(原色の餡)
2002年、5人の台湾人主婦が始めた店。人工着色料、化学香料、乳化剤、硬化油、ベーキングパウダー、重曹を使わないのが方針で、パイナップルケーキの餡は脱色も着色もしていない原色のまま。ほかの店の餡と色を見比べてみるのも面白いところです。
場所は潮州街188-1号、MRT古亭駅・東門駅から徒歩10分ほど。1個32元(クルミ入りは35元)とバラで買えるので、自分用に数個だけ、という買い方ができます。ただし支払いは現金のみ、日曜定休。月〜木は9:00〜20:00、金曜は21:00まで、土曜は18時までです。
人工着色料や化学香料を避けたい人、職場に配る大箱ではなく数個だけ欲しい人のための一軒です。
台湾みやげの名店⑥:The Nine(台北大倉久和大飯店のホテルメイド)
佳徳の箱が「王道」なら、The Nineの箱は「見せる」ほう。箱を開けると、個包装の1個1個が違うデザインで、モダンチャイナ風のカラフルな包みが並びます。南京東路一段9号、台北大倉久和大飯店の1階にあり、8:30〜20:30、無休、MRT中山駅から5分。
12個入り480元、20個入り780元で、餡に使うのは「繊維が細かく、酸味と甘みのバランスがよい」と評される金鑽パイナップル(台農17号)です。個包装ごとに柄が違うので、箱ごと渡す目上の人への手土産にも、職場で1個ずつ配る用にも使い分けやすいのがいいところ。ホテルメイドの箱を手土産にしたい人にぴったり。
台湾みやげの名店⑦:but. 富錦奶油(富錦街のバター専門店、エシレ使用)
富錦街102号の店先に立つと、英国風の仕立て屋にしか見えません。店内には裁縫台や試着室まであるのに、売っているのは洋服ではなくバター菓子(!)。入店すると無料のお茶とお菓子の試食が出てきます。
パイナップルケーキ「Soul mate 金鑽鳳梨」は、フランス・エシレの手作りバターと嘉義・洲南の天日塩を使っていて、パッケージは3種類。営業は平日13:00〜20:30、週末12:30〜20:00と午後からの開店なので、最寄りのMRT文湖線松山機場駅(3番出口)から、午後のお茶がてら立ち寄るのがちょうどいいんです!
台湾みやげの名店⑧:小潘蛋糕坊(板橋の行列店、看板は鳳凰酥)
平日も休日も、開店と同時に列は路地の入口まで延び、店は入店人数を制限しています。場所は台北市内ではなく新北市板橋区(中正路135巷11-1号、8:00〜20:00)。MRT板橋駅からバスかタクシーに乗り換える移動時間と、この行列の待ち時間をまとめて見込んでおく必要があるので、わざわざ行く覚悟のある人向けの店です。
ここで手に取りたいのが鳳凰酥。冬瓜とパイナップルの餡に塩漬け卵黄を入れた菓子で、かじると甘さの奥から卵黄の塩気がじわっと追いかけてきます。1個20元、パイナップルケーキは19元です。
包装なしのばら売り(現地では「裸装」)と個包装の2系統があり、個包装のほうが少し高め。個包装はスーパーやコンビニでも買えますが、ばら売りは店頭だけ。報道では「ばら売りのほうが食感がいい」と感じる人が多いとされています。1個単位の安さと甘じょっぱさが目当てなら、板橋まで足を延ばして並ぶ価値あり!
比較表:どれを選ぶか
| 店 | 餡 | 値段の目安 | 場所・営業時間 |
|---|---|---|---|
| 佳徳糕餅 | 伝統(甘め) | 12個432元 | 南京東路、8:30〜20:30、空港受取あり |
| 台北犁記 | 伝統(老舗) | 小月餅35元など | 長安東路、9:00〜21:00 |
| 微熱山丘 | 土鳳梨(酸味) | 10個550元 | 民生公園、10:00〜18:00、試食あり |
| 一番屋 | 土鳳梨・変わり種 | 10個450元 | 中山、変わり種は予約 |
| 手天品 | 原色の餡、人工着色料・化学香料など不使用 | 1個32元 | 潮州街、日曜休み、現金のみ |
| The Nine | 金鑽(ホテル) | 12個480元 | 中山、8:30〜20:30 |
| but. | 金鑽・エシレバター | — | 富錦街、平日13:00・週末12:30開店 |
| 小潘 | — | 1個19〜20元 | 板橋、要移動と行列 |
今回ご紹介した8軒は、まず餡で分けると、甘くなめらかな伝統餡の佳徳と犁記、酸味と繊維感が立つ土鳳梨餡の微熱山丘と一番屋。そこに原色の餡の手天品、金鑽パイナップルのThe Nineとbut.、板橋まで足を延ばす小潘が加わります。餡のタイプさえ決めれば、どこで買うかは自然と絞れます。はじめての1箱なら佳徳、試食してから決めたいなら微熱山丘、変わり種なら一番屋(予約を忘れずに)。食べ比べをもっと楽しみたい人には、粉を混ぜるところから餡を包んで型に入れ、包装まで自分でやる郭元益糕餅博物館のパイナップルケーキ作り体験もあり、日本から予約できます。

次に台湾を訪れる際は、まず「伝統餡か、土鳳梨餡か」を決めてから店に向かってみてくださいね。きっと、自分の好みにぴたりとはまる1箱に出会えますよ!
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